バイオグラフィー


宇関 陽一(うぜき よういち)

宇関陽一 Photo Credit: 笠井万由弥

1976年、東京都葛飾区生まれ。法政大学入学後ジャズピアノの勉強を本格的に開始し、 20009月渡米。翌年、テンプル大学のジャズ科入学のためペンシルバニア州フィラデルフィアへ。2005年よりニューヨークに拠点を移し、翌年ニューヨーク市立大学クイーンズ校のジャズ科修士課程卒業時にSir Roland Hanna Awardを受賞。

 

2004年よりジャマラディーン・タクマ(b)のグループ『Jazzotica』に参加。複数のヨーロッパツアー、そして2010年にはオーネット・コールマン(as)、ウォルフガング・プシュニグ(fl, hojak)、トニー・コフィ(ts)、ジャスティン・フォークナー(ds)とのレコーディング『For the Love of Ornette』が日本を含めた全世界発売となる(オーネットと初めて録音したアジア人ピアニストとなる)。

 

2006年からはオリヴァー・レイク(as) 率いるビッグバンドのメンバーとしても活動。その他、ファラオ・サンダース(ts)、テレル・スタッフォード(tp)、アレックス・ブレイク(b)、フランク・レイシー(tb)、ボビー・ポルチェッリ(as)、マイケル・フィリップ・モスマン(tp)、ジェームス・スポルディング(sax)、ロイ・キャンベル(tp)など、多数のミュージシャンと共演。

  

アレンジャーとしても精力的に活動しており、フランク・ウェス(fl, ts)をはじめ、ティム・アーマコスト(sax)率いるBrooklyn Big Band、テレル・スタッフォードやアメリカ国内の大学、高校、日本の学生・社会人バンドにもアレンジを提供している。またニューヨーク市立大学ヨーク校で准教授を歴任、ボストン大学や母校テンプル大学でも講師経験がある。日本でもさまざまな学生バンドの指導を行っている。